私は千葉県に住む20歳の庭師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入は、人生でそう何度もないとても大きな買い物です。賃貸ではなく分譲で購入するとなると、都内なら5000万円前後はザラにあり、中にはマンションではなく1億円以上する億ションといわれる高級マンションもあります。値段の高い買い物なので、物件選びは慎重に行わなければなりません。ポイントは、不動産業者選び、建設会社選び、値段、アクセス、周りの住環境などが挙げられますが、忘れてはならないのが建物の築年数です。当たり前ですが、新しい建物ほど値段は高い傾向があります。しかし、あまりに古い建物に値段が安いからと言って飛びつくと、水周りが悪いとは実際に入居してから悪いポイントに気付き後悔することもあります。
できるだけ新しい建物を買うにこしたことはありませんが、どうしても経済的都合上高額な物件は難しいという人は、昭和56年を目安に考えるべきです。というのも、現在の耐震基準は昭和56年6月1日の建築基準法に基づき成立しています。なので、それ以前の建物とそれ以降に建てられた建物では、耐震基準が異なります。日本は北海道から沖縄までどこも地震が多い地域なので、耐震基準の確保は大切です。経済的事情で新しい建物は難しいという人は、昭和56年6月を基準に、それより新しい物件を選ぶようにすると、もし大きな地震が襲ってきても安心できます。昭和56年の物件となると、今を基準にすると築年数30年を超えるので、かなり古い物件ですが、耐震基準は現在と同じです。