マンション購入時の頭金は親の協力が必要(埼玉県/エステティシャン/47歳/女性)

私は埼玉県に住む47歳のエステティシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは大きな買い物です。ほとんどの人が住宅ローンを利用して購入するわけですが、その時に大切なのが頭金です。どのくらい用意できるかによって、総返済額がかなり違ってくるのです。最近では、頭金がゼロでも家賃並みのローンで買える、という宣伝文句をよくみかけます。確かに頭金がなくても、ローンを組めるようですが、毎月の返済額が増えますし、35年間支払うことになる総返済額が1000万円近くも違ってくるケースがあるのです。また毎月の返済額を縮小しようとして、必要以上に貯蓄を取り崩して資金を作る人がいますが、それも注意が必要です。というのもマンションを購入すると、カーテンや家具や家電などを購入する費用が必要になるからです。


いざという時のために、貯蓄はなるべく取り崩さないで半年から一年分程度の生活費は残す方が安心できます。どうしても頭金を増やしたい場合は、贈与の特例を利用するという方法があります。住宅取得資金に使う目的なら、親から贈与を受けた場合に贈与税が非課税になるのです。結婚していれば、夫と妻の両方の親からそれぞれ贈与を受けられるので、頭金不足を解消できます。金融機関から借金するのと違って、親から贈与という形で借りるわけですから、利息も必要ありませんし、精神的にも気が楽です。もし将来は一緒に住むのであれば、親の方も喜んでお金を融通してくれます。これからマンションを購入しようとしている人は、親にも相談して協力してもらうのが大事です。