僕は宮城県に住む41歳の詩人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する世代は30代中盤が圧倒的に多いです。ローン完済時の年齢が会社を定年退職した60歳に設定すれば25年前後の返済期間となり、マンション購入額を頭割りすれば月々の返済額は月収の3分の1前後で収まるようになるからです。頭金は購入金額の10%以上を目安にすれば賃貸住宅での家賃と変わらない月々の返済額になりますので最低でも10%の頭金は用意するべきでしょう。しかし住宅購入額の10%となると数百万円という金額となります。30代中盤だと結婚して子供も生まれてお金がかさむ世代になるのでそう簡単に用意出来る金額ではありません。独身時代の貯蓄など倹約家でもない限りたかが知れていますし大抵の人はまとまった頭金は用意出来ないのが現状ではないでしょうか。
ある統計調査によると、住宅取得の際の頭金に関して100万円以下の割合が1割にも上ることが分かりました。100万円以下となると価格の5%以下になります。最近の経済情勢によるものが原因であることもそうですが、以前に比べて土地や住宅取得金額の下落が大きいと言えます。更に低金利によりローンを組んでもトータルの支払額が以前に比べて少なくなりました。柔軟なローンプランが出てきたこともあり、まとまったお金を準備しなくとも購入する人の割合が増えた原因と言えます。トータルで考えれば手元に残らない賃貸よりは資産として残りますし、頭金を貯めるために購入時期を延ばす必要はありません。ですので購入価格の割合に拘らずとも良いのではと考えています。