マンション購入時の頭金の必要性について。(高知県/グランドスタッフ/31歳/女性)

私は高知県に住む31歳のグランドスタッフです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入する時には住宅ローンを組みますが、その時に頭金を支払うケースと頭金なしでマンション購入に踏み切るケースがあります。住宅を購入する際には一般的に売買代金の約2割程度の頭金を用意する必要があるとされています。そして残りの8割の金額を住宅ローンの借入により購入費用をねん出するということになります。しかし実際には過半数の人が費用の2割未満の自己資金で住宅購入に踏み切っているというデータがあります。つまり残りの金額が多くなりますので住宅ローンの返済額が多くなるということです。しかも頭金なしというケースも最近では多いようです。この場合は2通りのパターンがあります。一つは諸経費分だけは自己資金で用意できる場合と、もう一つは諸経費もろとも住宅ローンでまかなうといった場合です。


諸費用分を自己資金で用意している人の場合は住宅ローンの負担もその分楽になりますが、すべての経費を住宅ローンでまかなった場合には後々返済の負担も大きくなります。若いうちに分譲マンションを購入する場合はこのようなケースが多いようです。しかしある程度の年齢になれば収入も増えて、ボーナス払いや繰り上げ返済などで月々のローン返済を軽減することも可能です。またすべてを住宅ローンでまかなって手元に資金を残すといったケースもありますので、一概に頭金がなしで全額ローンだからといって返済できなくなるとは限りません。ただし貯蓄能力と支払計画がきっちりとしていなければ、住宅ローンを支払うことができずにマイホームを手放すことにもなりかねませんので購入する際には諸費用の確認と住宅ローンの返済計画をしっかりと立てておくようにしましょう。