僕は新潟県に住む38歳の仲居です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マイホームを持つことは、持家指向が減ってきた今でも根強い人気があります。高度経済成長期は人口も増加期であり、都心にマイホームを持つことは難しい状況でした。しかし現在では、人口は減少期に入っていることと、建築技術の発達により高層マンションを建てることが可能となったため、都心の住居供給数が多くなり需要を満たすようになりました。つまり、郊外の土地付き一戸建て指向よりも仕事場に近くて便利な都心のマンション指向が強くなっているのです。不動産を購入する際には、よほどの資産家や遺産がある場合などを除き、多くの場合でローンを組むことになります。ローンを組むといっても、通常はある程度の頭金を要求されるのが普通です。
では、頭金はどのくらい貯めるのが良いのでしょうか。一般的には最低でもマンション購入額の一割は必要とされます。3000万のマンションであれば、300万は必要ということです。もちろんそれよりも多ければ、ローン返済の利子の面でも有利になります。いくら低金利とはいえ額が大きいので、ローンを組む際に借入額が低ければ、それだけ利子も少なくて済むからです。一方で、頭金を少しでも多く貯めるために欲しいマンション購入を先送りするのは、正解ともいえません。現在の低金利を考えると、貯金するだけでは利子が殆どつかないからです。その間家賃などを払っていることを考えれば、欲しいと思った物件があったときが買い時ともいえるのです。