私は鳥取県に住む29歳の言語聴覚士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する際の頭金とは、一般的に買い手が支払う住宅購入金額のうち、金融より借り入れる金額を除いた金額を指します。つまり、購入する際に買い手が用意できるまとまった現金です。このなかには住宅資金を借りうための保証料や登記費用などの諸費用も含まれます。マンション購入に頭金はいくらくらい必要なのでしょうか。昔から物件購入価格の2割程度は用意するほうが良いと言われてきましたが、近頃では、頭金を全く用意せずにマンションを購入する人も増えているということです。その背景には、金融機関の提示する金利が過去に例を見ないほど低くなっていることが大きく影響していえます。買い手個人の状況にもよりますが、変動金利を選択すると1%に満たないケースも見受けられます。
ただし、できるならある程度貯めるか、身内にもし協力してくれる人がいるならどうにかして工面したほうがいいでしょう。なぜなら、大手都市銀行のなかには、頭金を多く用意した人へ住宅ローン金利の優遇を行っているところもあるからです。また、万が一想定しなかった事態が発生し住宅ローンの支払いが困難になった際にはローンの残債が多ければ物件を売却したとしてもローンの残債が残ってしまう可能性があります。また、変動金利を選択した場合は、金利の見直しにより返済計画が狂う可能性があります。現在はかなりの低金利が設定されていますので、今後日本経済情勢などによっては上がってしまう可能性もあり、返済期間が長く返済額が多いほどこの影響を受ける恐れがあります。マンションの購入の際は、半年ほどの当面の生活資金は貯金として持っておくことも大切ですが、バランスを見ながらできる限り頭金を用意することが望ましいと言えます。