僕は長崎県に住む61歳の図書館司書です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する時に、ほとんどの方は住宅ローンを借りることになると思います。その際には、必ず銀行の審査があります。住宅ローン審査で見られる項目に、「申込時年齢と完済時年齢」というものがあります。一般的に、借入れ時は20歳以上70歳未満で、完済時年齢は80歳までという条件が多いようです。だからといって、50歳で返済期間が30年のローンが組めるかというと、定年後の返済期間が長くなるために、返済期間を短くしなければ、借りられないという場合もあります。また、安定した収入があるほど、返済能力が高いとみなされます。勤続年数が長いほど、審査は有利になります。一般的には、勤続年数が3年以上が条件といわれています。
マンション購入時の住宅ローン審査の項目の中に、「健康状態」というものもあります。なぜ健康状態が問題になるにかというと、審査の条件に「団体信用生命保険の加入」があるからです。この団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済中に、契約者が死亡または高度障害になった場合には、本人に代わって生命保険会社が、マンション購入のための借り入れ金の残高に相当する保険金を、支払うという制度です。つまり、マンションなど住宅購入の借金を補償する制度です。団信は生命保険なので、極端に健康状態が悪い場合などは、加入できないケースもあります。金融機関によって審査基準は異なるため、審査に通らなかったからといって諦めず、複数の銀行にあたることをおすすめします。