僕は岐阜県に住む58歳の僧侶です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する際には、新築と中古という2種類の選択肢が存在します。「せっかくマイホームを持つならば新築の方が良い。」と考える方がいらっしゃるのに対し、「中古の方が良い。」と考える方も多くいらっしゃるでしょう。その理由としては、住宅というものは、購入した時点で「中古」という扱いになり、数百万円程度価格が急落してしまうからです。もちろん、その後も入居して生活をしている間、価格は下がり続けます。では、中古となったマンションを購入する際には、どのような点をチェックすると良い買い物が出来るのでしょうか。その答えは「築年数」です。同じ中古物件でも築年数によって価格の下落幅には違いが生じてしまうのです。
新築直後に大きく値下がりすることは前述した通りなので、当然、人気があるのは築浅物件です。しかし、これも築5~10年程度ではそれほどの値下がりは見込めません。人気があるのは、その次の築6~15年です。そんな中、あえて築15年以上を選ぶ方もいます。このような物件は取引件数が減っていて、価格があまり下がらないため、「資産」として適しているという考え方があるのです。(勿論、古いが故のデメリットや問題点はありますが。)また、中古マンションにおいては1981年6月という数字が重要になります。これは建築にまつわる法律が改正されて、新しい耐震基準が定められた時期なのです。ですから、これ以降に建築された物件では、建物の耐震性が高いという特長があります。