私は広島県に住む70歳のトラックメイカーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションや一戸建て、または家を建てるための土地などは「不動産」と言います。このような不動産を取得すると、その所有者には「固定資産税」と呼ばれる税金を支払う義務が生じます。住宅を購入する時に銀行などから借入れをして返済する「住宅ローン」は税金ではなく、借金です。従って住宅ローンは完済すればその後の支払いは無くなりますが、固定資産税は不動産を所有している限り常に支払わなければなりません。住宅購入後の生活を考える上で、見過ごしてはいけないコストになります。マンションの固定資産税の額は建てられている土地の地価やその建築年数などにより決定されます。その他に共用土地や共用施設部分についても税額を負担しなければならない場合もあるので、購入前に不動産業者に確認しましょう。
不動産に関係する税金には様々な税制優遇措置が存在しています。そのほとんどが自分で住むための家に対する措置です。不動産に関係する税金とは、固定資産税の他に「都市計画税」と呼ばれる税金が存在します。これは都市計画事業の財源に充てるために市町村に支払う地方税です。固定資産税、都市計画税ともに地方税となりますが、これら両方について新築マンションの場合には税金が優遇されます。どちらの場合も所有者が住宅用に使用している場合に限り、その土地に対する税金を計算する時に使用する評価額が1/6から2/3に軽減されます。これらの税制優遇措置を受けるには、各市町村への申請が必要です。不動産業者にも相談して、忘れずに申請するようにしましょう。