マンション購入の頭金はできるだけ大きく(栃木県/芸術家/23歳/男性)

僕は栃木県に住む23歳の芸術家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入するためにはお金が必要ですが、全額預金を持って買う人は比較的少ないのではないでしょうか。大概の場合ローンを組みますが、少しでもローンの返済金額を小さくするためには、いくら頭金をそろえられるかによります。頭金は多ければ多いほど毎月の返済は楽になります。若いときにマンション購入を考えるのなら、サラリーマンの給与も左程多く期待できない年齢なので、できる限りは親などに甘えて出資してもらって頭金を増やすことが肝要です。現在、住居を取得するために親から無税で贈与してもらえる金額の限度額も大きくなっているので、利用することは悪い話ではありません。いくらかの貯金も残し、無理のない資金繰りが望ましいのです。


マンションの場合、諸費用を含んだ購入金額だけでなく、毎月のローンの返済のほかに管理費や修繕積立金などの支払い、年に1度の固定資産税の支払いなどの負担も生じます。購入額にもよりますが、出資してくれる肉親がいないなら、購入希望資産の3割以上貯蓄が溜まってからローンを考えた方がいいです。もしローンの金額が多くて、月々の支払を抑えると、定年まで35年ものローンや親子2代にわたってローンを組まなければならないといった長期ローンでないと支払えなくなります。ローン返済が早期返済も可能なので、余裕資金ができたら、早めにローンは返済するのが望ましいです。毎月や賞与時の返済が、仕事の状況で返済が難しくなることもあるからです。