マンション購入の頭金の基礎的な話(山形県/運転士/71歳/女性)

私は山形県に住む71歳の運転士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際には、住宅ローンを活用しますが、通常はローンだけで購入費用のすべてをまかなうのではなく、ある程度の頭金を用意しておくのが一般的です。最近では頭金がゼロでも借りる事が出来る住宅ローンもありますが、返済の際の負担の事を考えると、やはり頭金は多少はあったほうが良いのは変わりありません。それでは実際にどの程度の資金を用意すれば良いのかというと、購入価格の2割程度は用意しておいた方が安心できると言われております。もちろん、もっと多く用意できるのであればその方が良いですが、それぐらいあれば大丈夫という事です。何故、ある程度の頭金を用意しておいた方が良いのか、続いて、その事について説明をします。


住宅ローンを組んで購入する際に、購入価格が3000万円であったとします。この時に、仮に頭金がゼロである場合は3000万円のお金を借りる事になります。この借りたお金に、さらに利息を付けて少しずつ長年かけて返済していく事になります。一方、2割程度を用意して、住宅ローンで2400万円借りた場合、ゼロの場合と比べると600万円の差が出ます。住宅ローンの場合は非常に大きなお金を借りる上に、その返済も長期化しますから、その分利息はかなりの額になり、この600万円の差がその後の返済の負担にかなりの違いが出るのです。そのために、ベストはローンを利用せずにすべて自分のお金で購入する事ですが、それを行おうとすると多くの人はかなりの年月をかけて用意しなければならず、そうしている間に自分も年を取ってしまいますので、バランスを考えなければなりません。