マンション購入の頭金について(奈良県/文筆家/42歳/男性)

僕は奈良県に住む42歳の文筆家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入を考えている人で、頭を悩ませるのが「頭金」でしょう。最近では頭金0円で購入できる物件が多くあります。しかし、全額がローン返済となり、利息分が大きくなると言う欠点があります。例えば、3000万円のマンションを頭金無しで35年ローンを組んだ場合、金利が3パーセントとすると支払いの総額は4800万円くらいになります。それに対して頭金をマンション購入費の2割である600万円とした場合、支払いの総額は3800万円位になり、約1000万円もの差がついてしまいます。このように考えると、やはり必要になると考えられます。ただし、預金の全てを当ててしまうのは、その後の生活に影響を及ぼすことも考えられます。


上手な方法としては、預金のうち最低でも半年、できれば1年分の生活費を残し、それ以外を頭金に当てる方法が無難でしょう。これは万が一転職などで現在勤めている会社を辞めた場合、雇用保険から給付金を受けられるのは3ヶ月ほど先になるので、その間の生活のために預金を残すことでかなり助かります。また、その間のローンの返済も問題なく支払いができるでしょう。大切なことは購入後のローン返済で、自分の給料に見合った返済金額を設定することが重要になってきますその目安としては、月給の3分の1以下がローン返済の上限です。実際にはそれ以上ローンを組めますが、支払いが多くなると月々の生活に大きな影響を与えます。よって、返済金額は慎重に決める必要があります。