マンション購入の際は地震の被害に注意(愛知県/ベビーシッター/59歳/男性)

僕は愛知県に住む59歳のベビーシッターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際は、地震が発生した時に備えて、建物の耐震性などを事前に確認しておくことが大切です。建物の耐震性は、住宅性能表示制度などで見分けることもできますが、自分の目でチェックすることもできます。特に中古マンションの場合はこれまでの地震でダメージを受けている可能性があるので、事前の確認が大切です。一番チェックしやすい箇所は外壁です。外壁タイルが広範囲ではがれていたり、目地が多数割れたりしているところはないかどうか確認して、見つかった場合は管理組合に報告しましょう。また、外壁に大きく長いひび割れが複数箇所に入っていたりすると、雨漏りが発生することがあるので、建物外周部の壁だけでなく、共用廊下の壁や天井もひび割れが発生していないか確認しましょう。


コンクリートにも注意を払う必要があります。コンクリートに直接壁紙を貼った壁に長いひび割れが入っていないか確認しておきましょう。天井や壁だけでなく、床下にも注意が必要です。給水管や排水管が水漏れを起こしていると、湿っぽくなることがあります。洗面台下に点検口がある場合は、フタを外すと床下を見られる場合があるので、床下が湿っぽくないか確認しましょう。給水管の水漏れが見つかった場合は給水の元栓を閉め、排水管の場合は、漏れている管につながっている器具を使わないようにします。自分で床下の確認ができない場合で、水漏れが起きている可能性が高い場合は、設備業者などに連絡して、点検と修理を依頼するようにしましょう。