僕は千葉県に住む71歳のチェリストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築にしろ中古にしろ、マンション購入はとても高額な買い物です。食料品や衣服とは比較にならないほどの高額商品な上、一生に一度きりの買い物という人も多いはずで失敗はできません。ですから、手持ち現金で購入できるほど金銭面に余裕がある人は別ですが、大多数の人は購入するマンション、つまり不動産を担保に、銀行等の金融機関の申請・審査を経て住宅ローンを組み、数十年という長い時間をかけてローンを返済していくという道を選択します。そして、通常は住宅ローンを組む際は頭金を用意します。最近では頭金がなくても住宅ローンを組むことができるケースもありますが、マンション購入前から計画的に貯金をし、頭金としての資金はできる限り用意しておいた方が賢明です。
なぜ頭金を多く用意しておいた方が賢明かというと、大きく2つの理由があります。まず、多く用意することで、その後支払っていく住宅ローンの毎月の返済額を低く抑えることができます。次に、数十年にもわたる返済期間を短くすることができます。住宅ローンの金利は一見低く見えますが、借り入れる金額がとても高額のため、たった数パーセントであっても、金利の変動があれば最終的な支払額が大きく変わってきます。結果、数百万円の違いが出ることもあります。長い将来のリスクヘッジとして、毎月の返済額はできる限り低く、返済期間はできる限り短くするに越したことはありません。ですから、マンションを購入する際は、計画的に貯金をし、できる限りの頭金を用意しておくことがとても重要となります。