マンション購入の際の頭金について(鹿児島県/和裁士/38歳/女性)

私は鹿児島県に住む38歳の和裁士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入は一生に一度の大きな買い物となります。そのために、購入する前には十分に調べたり検討して、納得した上で購入する事が大切です。ここではマンションを購入する際の頭金に関するお話をします。マンションを購入する時には住宅ローンを利用して購入する人が多いですが、購入費用の全てをローンで賄うのではなく、その一部をあらかじめ用意しておくのが一般的で、これが頭金です。昔は購入する際にはある程度の頭金を用意しておく必要がありましたが、最近では不要で100%ローンのみで購入する事が可能なケースも増えております。100%ローンに頼るのは貯蓄が十分に用意できない若いうちから購入しやすくなるというメリットもありますが、一方でローンの負担が大きくなるという点には注意する必要があります。


頭金は自分で用意するものでありますが、住宅ローンはお金を借りるのであり、後で利息を付けて返済する必要があります。利息を付けて返済する分、住宅ローンの借入額が大きくなると、その分返済額も大きくなります。住宅ローンを利用する際に頭金は物件価格の2割程度を用意しておくと安心できると言われております。これを用意するのと用意せずに100%ローンにするのとでは、物件価格や返済の仕方にもよりますが、最終的なローンの負担に数百万円の差が出たりします。ただ、ローンの割合を減らせば減らすほど利息の分節約する事は出来ますが、その分十分な資金を用意するために時間が掛かってしまいます。最終的には自分の経済状況や将来的な事を考えた上で、ローンの割合をどの程度にするかを決める必要があります。