マンション購入のローン計画の立て方(京都府/銀行員/75歳/男性)

僕は京都府に住む75歳の銀行員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入の資金はどのように準備したらよいでしょうか。まず、手元のお金と、これから貯蓄することを考えますが、日々の生活費やその他将来必要になるお金もありますので、自己資金で全ての購入費用を賄うのは限界があるでしょう。確かに頭金はできるだけ多く準備できた方が、ローンの借り入れ額が少なくなり返済にも余裕ができますが、どこかで決断することは必要となります。さて、ローンを組むということは、借金をするということです。そこでは、現在いくら借りられるかよりも、将来いくらまで返せるかといった、長期的な視点で計画を立て利用することが必要になります。将来の収入、必要な出費の見通しをよく考えておくことが大切です。


マンションに入居した後は、毎月、管理費や修繕積立金も払わなければなりません。子供の教育費や、病気やけがなどの万一の際の出費にも備えておかなければなりませんし、旅行といった少しの余裕資金も欲しい所です。こうしたことを考え、毎月無理のない返済が行えるように、ローンの計画を立てていきましょう。月々返済できる額は多くてもこれくらいというように、少し余裕をもった見積もりをしていったほうがよいです。ローンを選ぶ際も、金利優遇キャンペーンを行っているところなどもあるので、複数の商品をじっくり比較検討し、自分に合ったお得なものを選ぶようにしましょう。ネットなどで情報収集し、お店に足を運んで疑問点などがあれば、積極的に質問し、説明してもらうのがよいでしょう。