マンション購入のための住宅ローンの選び方(青森県/カメラマン/61歳/男性)

僕は青森県に住む61歳のカメラマンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション購入の際に住宅ローンを利用される方は多いと思いますが、いくつかの金利タイプがあり、どれを選んだらよいか迷う方も多いと思います。ここでは、どんな金利タイプがあるのか、また選ぶ際のポイントを見ていきたいと思います。まずは全期間固定タイプです。これは全返済期間の金利が借入時の金利で固定されているタイプで、金利が低いときに借りれば、市中の金利動向に左右されず返済額を低く抑えることができます。また、返済額を借入時点で確定させることができ、その後の生活設計がしやすくなります。次に変動タイプです。これは市中の金利動向に合わせて金利が変動するタイプで、高金利時に借りるとその後金利が下がった場合、返済額も減るというメリットがあります。


最後に固定金利選択タイプです。当初の数年間は固定金利が適用され、その後は変動金利が適用されるというものです。一定期間の返済額を確定できるほか、高金利時に借りるとその後の市中の金利次第では、金利が下がり返済額が減るという、前出の2タイプのよい点を持ち合わせたタイプです。では、実際にどのタイプを選んだらよいでしょうか。まずは、今後の市中の金利動向を予測することです。これから、金利が上がりそうな局面では、全期間固定タイプを選び現在の金利で返済額を確定させてしまいます。逆に下がりそうな場面では、変動金利タイプを選べば、金利低下で返済額が減ります。変動金利制を含む2タイプは、その後もし金利が上昇して返済額が増えた場合にもそれに対応できるような、余裕のある家計が望ましいです。