マンション購入に必要なのは年収よりも気力(大分県/マスタリング・エンジニア/44歳/女性)

私は大分県に住む44歳のマスタリング・エンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


平成24年のサラリーマンの平均年収は約400万円です。おおよそ年収の5倍が購入可能な物件の値段です。年収400万円で買えるマンションは2000万円の物件ということになります。頭金をどのくらい準備できるかによって、買えるマンションの幅も広がります。2000万円の新築マンションとなると、選択肢が余りありません。単身用のワンルームがメインとなる価格帯です。ファミリー層にとってはかなり苦しい選択となります。生活費を節約して、頭金をもっと多くするまで購入を待つのが普通です。しかし節約というのは、ある程度強制力がないとできないものです。そのためには多少無理をしてでも、マンションを購入してしまうという選択肢もあるのです。


無理してマンションを購入すると、必然的に生活費を節約しなければなりません。無駄遣いが減ります。妻もパートに出て働くようになるかもしれません。夫の残業を増やして収入アップを目指すようになります。実際に購入すると、積極的に節約志向になれるのです。購入しないで頭金を貯めるまで待とうという消極的な選択をすると、なかなか節約も進まないものなのです。このような人間の心理を思えば、多少無理してでも気に入った物件を買ってしまうという選択肢もあるのです。もう一つの方法として、2000万円の物件しか買えないのなら思い切って中古物件を選ぶという選択肢もあります。中古物件なら今の賃貸の家賃程度の支払いと同程度ですので、ローンの支払いは非常に楽です。とりあえず中古を選んでおいて、次のステップ目指して頭金を貯めていけばいいのです。その時には中古を売却して購入資金にあてればいいのです。