マンション購入に妥当な年収について(群馬県/楽器製作者/50歳/女性)

私は群馬県に住む50歳の楽器製作者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


持ち家を購入するのは、ある意味で人生のひとつの目標として考えられます。日本において、人生設計に大きなフェーズとして、進学、就職、結婚などがありますが、住宅購入もそのひとつに上げられるものとなります。一般的に、親元で生活していく中で結婚を機に住宅を購入する場合や、進学や就職に伴って賃貸物件に入居して、その後結婚を機に住宅を購入する場合や、結婚生活を賃貸住宅でしばらく過ごした後に住宅購入をするといった、大体3パターンに大別されます。いずれにしても、住宅購入については、家計の経済力に無理の無いようにしなければいけません。経済力が伴わず住居購入をしてしまうと、せっかく購入したにも関わらず支払いが滞り、途中で売り払ってしまう可能性があります。


住居の売却時に、購入金額分を上回る売却金額となれば損は無いのですけれど、新築の住居を購入した後は、じょじょに資産価値が下がるのが一般的ですから、なかなかそのようにうまくいかない場合がほとんどです。中でもマンションについては、新築購入後の値下がり幅が大きいと言われています。それであれば、マンションは中古物件もしくは新古物件が良さそうではありますけれど、良い物件ほど競争率が高いため、お目当ての物件の購入タイミングを調整するのもなかなか難しいです。いずれにしても、住居購入については住宅ローンの返金をゆとりを持って行える経済力が必要となりますが、経済力の基準として年収があります。年収に対して、年間貯蓄率を算出する事で、どの程度の期間のローンが妥当であるか判断が必要となります。