マンション購入にかかる諸費用(静岡県/青年海外協力隊員/30歳/男性)

僕は静岡県に住む30歳の青年海外協力隊員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入するときには、物件の代金以外にも諸費用が必要になります。新築マンションの場合、頭金の他に購入金額のおよそ5%程度がかかります。諸費用は、原則として住宅ローンの対象にはならないので、現金で用意しておくことになります。決算時期には、この一部を販売促進費として負担してくれる不動産会社もあります。また消費税を心配している人もいますが、分譲価格の中に建物部分の消費税は含まれています。ちなみに、土地部分には消費税はかかりません。ローン関係では、ローン保証料、事務手数料、団体信用生命保険料、火災保険などがあります。ローン保証料は、ローン額や借入期間によって異なります。一部の銀行ローンでは必要ありません。


そしてローンに上乗せすることで分割も可能になっています。事務手数料は、金融機関ごとにかかるので、何種類もローンを組み合わせると高くなります。団体信用生命保険料は、万一亡くなったときに、ローン残高に応じて保険金でローンが一括弁済されます。銀行ローンは強制加入で、保険料は負担してくれます。火災保険は、強制加入ですが、地震保険は任意になっています。補償は建物分までなので、ダブってかけすぎないように注意が必要です。税金関係では、印紙税や登録免許税などがあります。印紙税は、売買契約書やローンにおける、金銭消費貸借契約書に貼る印紙代です。登録免許税とは登記にかかる費用です。現在は、軽減措置が取られています。