マンション購入にかかるその他の諸費用。(群馬県/ファシリティマネジャー/48歳/女性)

私は群馬県に住む48歳のファシリティマネジャーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは新築、中古を問わず、不動産を購入するには物件販売価格以外にも諸費用が必要になります。資金シミュレーションをする際には。物件の頭金だけではなく諸費用の金額も考えておかないとあとあと資金計画がくるってきてしまうことになります。ただ諸費用は、取引の形態で金額が変わってきますので、種類やおおよその価格はしっかり計算しときましょう。できれば直接物件とは関係のない引越し費用や家具を新調したりする費用も取って置くようにしましょう。カーテンや家電製品も思ったよりも費用がかかる場合があります。購入に必要な諸経費として①登記費用(所有権移転保存、抵当権設定、新築の場合は表示登記も)②契約書に貼付する印紙代③固定資産税都市計画税、公租公課の日割り精算④住宅ローンを借りるための費用(住宅ローンを借りる場合)などがあります。取引の形態が媒介の場合は上記の項目にプラスして仲介手数料が必要になります。


一方で購入物件が新築分譲マンションの場合は他にも管理費、修繕積立金の前払い分、修繕積み立て基金が必要になりますので、こちらも仲介手数料ほどではありませんが大きな金額ですから、忘れないで計算に入れておきましょう。あとは住宅ローンを借りる際の諸経費ですが、大きな金額になるのが保証料です。フラット35や一部の金融機関では保証料が無料というところもありますが、3000万円を35年で借りるとするとおおよそ62万円くらいの保証料が必要となります。他には火災保険料などもかかります。もちろん物件価格によっても異なりますが、一般的な物件の場合、おおよそ200万円くらいが不動産購入にかかる諸費用となります。仲介手数料が必要な場合はこの金額にさらにプラスになります。