マンション購入における築年数について(東京都/宇宙飛行士/68歳/男性)

僕は東京都に住む68歳の宇宙飛行士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


持ち家の購入として、まず最初に戸建かマンションかを選ぶ事となるかと思います。戸建の場合には、土地代も含めて必要となるため、マンションに比べると一般的には値が張る傾向にあります。戸建でお得な物件を購入する場合については、主要な駅などが近隣に存在せず、またいわゆる住宅地といった場所でもない、やや辺鄙な場所であると良いですが、資産価値が元々低い上に、今後の資産価値の下落も懸念されるため、ややリスクが高い事となります。持ち家を購入した時点から発生するのは、持ち家の売却の可能性であるため、資産価値を考慮し、売却となった場合でも、できるだけ損とならないものを選択する事が肝要かと思います。そんな中、築年数の長いマンションの選択もひとつとなります。


一般的に、新築のマンション物件は、立地条件が良ければ購入価格は非常に高い場合が殆どで、数年経つと価格の下落は激しいものとなります。ですので、築浅の中古物件を購入する事が、資産価値及び購入金額の面でお得だと思われます。さらにその後の事を考慮すると、耐久年数の問題があります。適切な管理のされたRC造・SRC造の物件であれば、50年以上持つと言われています。かなり築年数の長い中古物件を購入した場合において、修繕費用の積み立てが適切に行われているものであれば、その後の建て替えなどを考慮すると安い購入金額で新築マンションを手に入れられる可能性もあるという事です。いずれにしても物件購入時のポイントとして、管理会社と施工会社が信頼たりえるかについて慎重にジャッジする事によって、築年数等についてはあまり問題とならないと思われます。