マンション購入における固定資産税(福井県/デザインプロデューサー/63歳/女性)

私は福井県に住む63歳のデザインプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、所有する不動産(土地と建物両方)にかかる市町村税(東京23区の場合は都税)です。毎年1月1日の時点で固定資産課税台帳に登録されている人に、自治体から納税通知書が届き、その通知書で納付します。不動産を取得した時に、あらかじめ口座振替の手続きをしておくと、一括または期別毎の支払いを選択しておくことで、該当の年度に自動的に口座から引き落とされます。自治体により異なる場合もありますが、年度の第一回目の納税支払い月は4月末が期限になっています。不動産の引き渡しがあった年は、固定資産税と都市計画税を売主と買主で、按分して負担することがよくあります。なお、居住用の不動産には軽減措置があります。


固定資産税の算出方法としては、課税標準額(原則として固定資産課税台帳に記載された評価額)×1.4%(標準税率)という式で表されます。マンションの購入によって、不動産を取得した場合、大抵は居住用部分における建物に対して税が課されます。住宅の軽減措置については、居住用部分の床面積が2分の1以上で、その床面積が50㎡以上280㎡以下であることが前提条件になります。そこで、マンションの場合は、専有部分に占める居住用部分ということになり、廊下や階段などの共用部分においては按分した面積を加算することになります。マンション居住といえども、購入するのと賃貸するのとでかなりの差があり、大きくかかわってくるのは固定資産税を含めたその他の諸税です。維持費として毎年負担するものなので事前に確認しなければいけません。