マンション購入と年収の関係(山口県/救急救命士/48歳/女性)

私は山口県に住む48歳の救急救命士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際に、どれぐらいの価格であれば購入できるか、ということは誰でも必ず一度は考えることです。不動産会社の営業マンは、やはり少しでも高い物件を売りたいと思うのが当然ですので、身の丈に合わない価格のマンションをすすめてくることが度々あります。しかし、よく考えてみてください。今後、住宅ローンを支払い続けるのは、不動産屋の営業マンではなく、あなた自身です。ですから、できれば物件を探し始める前に、いくらぐらいまでのマンションなら購入できるか、ということをしっかりと見極めておきましょう。そうすることで、手の届かないマンションはもともと見学に行かなくなりますし、効率的に物件を回ることも可能になります。


そして、購入後には住宅ローンの支払いが始まりますが、その際にムリのない返済額に設定することもとても重要です。世間では住宅ローンの適正な借入額は年収の5倍までと言われていますが、これはかなりざっくりした目安にすぎません。購入する際の年齢も個人差がありますし、その後の年収の伸び率もみな違うのです。例えば50歳のときに年収の5倍の住宅ローンが借りられるかといえば、そうではありませんね。万が一借りられたとしてもその後返済していけるかどうかは、かなり危険なレベルになることが考えられます。ですから、年収は本当にざっくりした目安としかならないことは肝に銘じておきましょう。大切なのは、年収だけでなくマンション購入時の年齢、頭金の額などその他の事情も総合的に考えて購入可能な物件価格を決めるようにしましょう。