私は秋田県に住む53歳の校長です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マイホームとしてマンション購入をする際には、ほとんどのケースで住宅ローンの借り入れを行います。住宅ローンは、マンション購入後数十年にわたって返済し続けるローンですので、返済に無理のないように慎重に資金計画を立てる必要があります。最近は、多くの金融機関で、顧客獲得の為に住宅ローンの金利優遇キャンペーンなどを行っていますので、情報収集もマンション購入にとってとても重要なことだと言えます。また、頭金0円で購入できるなどと広告した物件も多くありますが、慎重に検討する必要があります。頭金が少なければその分の借入金が多くなり、結果的にローンの総返済額(主に利息部分)が大きく膨らむ計算になります。現在は、かつての終身雇用制度が崩壊し、雇用の不安定さも懸念事項として有ります。
そのため、出来るだけ当初借入金を少なくして、その後のローン返済を楽にしておく必要があります。また、マンション購入にかかる費用は、物件の金額だけではありません。そのほか、様々な諸費用が発生することも念頭に入れることは必須です。毎月発生する固定費用としては、管理費・修繕維持積立金が、また毎年発生する費用としては固定資産税があります。資金計画を立てる上では、物件費用に加えて、引っ越し費用、家財購入費用、登記費用などの諸経費に加えて、毎月の住宅関連費用として、住宅ローンの返済額と管理費・修繕維持積立金、そして固定資産税の支払額を計上する必要があります。それらすべてを支出したうえで、毎月の生活に支障がないかを検討して、初めて安心できる資金計画が作成できると考えられます。