僕は群馬県に住む48歳の造形作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

新築マンションを購入する方にとって、内覧会はとても重要な意味を持っています。マンションというのは建物が完成する前に購入契約を結びます。実際に完成した時に、契約通りの竣工内容になっているかどうかをチェックするのが内覧会です。チェックをしっかりやらないと、あとで不具合を指摘しても遅いのです。施行が終わった段階でのチェックですので、目に見える範囲について行います。まず確認するのは、図面通りに間取りが施行されているかです。建具の立て付けなども、実際に動かしてみて確認することが大切です。内装なども工事の際の汚れが付着している場合があるので、細かくチェックする必要があります。建設会社の方でチェックシートを用意していますので、それを利用します。

チェックシートに沿って確認すれば大丈夫ですが、それ以外にも気付いた点はメモしておくことが大切です。チェックした個所については直してもらうことになりますので、後日、もう一度チェックして直っているかどうか確認するべきです。チェックシート以外で気付いた点については、建設会社の担当者と話し合うことになります。施工時のミスの場合は、遠慮なく修理を要求できます。内覧会で気を付けたいのは、冷静に客観的にチェックすることです。今まで図面やパースでしか見たことのなかった部屋を実際に目にするので、浮き足立ってしまう人が多いのです。内覧会ではカーテンや家具を置くために採寸する必要がありますが、しっかり測らないとあとで困ることになります。内覧会には一人ではなく、複数で参加した方が客観的にチェックできます。