私は福島県に住む66歳の職人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
自宅を仕事場として使用する場合には、ある程度の広さが必要になることもあります。購入したマンションが現行の税制では、登記簿上50平方メートル以上だと、住宅ローン減税の対象となります。そうすれば、マンションを購入した翌年に確定申告をすれば、前年に納付した税金が還付されることになります。2014年の住宅ローン減税は、延長されることが決まっています。また、都市銀行などの大手金融機関で審査が通らなくても、別の金融機関で審査が通る可能性はあります。特に、小回りの利く地方銀行や信用金庫などは、都市銀行とは違った独自の基準で審査する、自営業者向け住宅ローンや、女性向け住宅ローンを取り扱っているところもあります。
いずれにしても、自分の現状を早めに担当の営業マンに相談して、自分の現在の状況で審査をパスしやすい金融機関を、2行から3行は提案してもらうことが重要です。これから独立してフリーランスになることを考えている人は、マンションを買う場合、できれば会社勤めのうちにしておいたほうが、ローンに関しては確実に有利です。ただし、マンションの売買契約をした時点で正社員だったとしても、引き渡し前までに仕事を辞めると不利になることがあります。最初の審査はまだ事前審査の段階です。引き渡しの直前に本申し込みがあります。独立や転職は、なるべく新しいマンションの引き渡しを受けて、引っ越してからが得策です。引き渡しを受けた後だったら、毎月ちゃんと返済していれば、再審査されることはありません。