私は栃木県に住む46歳のエステティシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入すると、それが中古であろうと新築であろうと、必ず発生するものとして「固定資産税」があります。そもそも法では「不動産」と定められている土地や建物に対して、その購入時・所有時・売却時にそれぞれ税金がかかります。「固定資産税」はこの中でも所有時にかかるものです。すなわち、たとえ20年30年かかって住宅ローンの支払いが終わっても、不動産を所有している間は支払い続けなければならないお金です。この税金は、毎年1月1日の時点で「不動産を所有している」と台帳に登録されている方が対象になります。ですから極端な言い方をすれば、1月2日以降に購入すれば、その年は税金を納めなくても良いということになるのです。
この固定資産税の算出方法は至って簡単です。計算式は台帳に登録された不動産の価値に、税率(1.4%)をかけるだけです。ここで「不動産の価値」と聞いて、とっさに購入価格を思い浮かべた方は早合点です。ここで言う価値とは、購入価格とイコールではなく、むしろそれよりも安いのです。不動産の価値は、基本的に3年ごとに見直されます。そして、住宅用の土地や新築住宅の場合には、この税金の負担が軽くなる措置がなされているのです。特に新築マンションで、一定の基準を満たしていれば、5年間税金が半額になる優遇措置もあるのでお得です。ただし、この税金は年に4回の分納方式なので、いつが支払いの月かを覚えていないと思わぬ出費となって困ることがあるので注意が必要です。