私は大分県に住む55歳のカウンセラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションを購入するには高額な費用が必要ですが、購入できるのは実際に生活することになる専有部分となります。専有部分に関しては購入者が自由に利用することが可能ですが、マンションでは共用部分が占める割合も大きくなります。専有部分は居住者がリフォームなどのメンテナンスを行いますが、共用部分に関しては管理組合を設立しメンテナンスを行っていくのです。共用部分のメンテナンスにももちろん費用が掛かりますので、入居者から負担を求めるシステムが採用されているのです。これが修繕積立金と呼ばれるシステムで、購入時に一括で納める場合もあれば毎月一定額を支払っていくケースも見られます。ですからマンション購入には購入費用だけではなく修繕積立金も必要になるのです。
マンションの共用部分とはエレベーターや通路、外構など、専有部分以外の全ての部分が該当することになります。専有部分にも構造体として耐力壁や柱、梁と言った重要な部分がありますが、専有部分にありながらも共用部分となりますので、改修には修繕積立金が使われることになります。共用部分の考え方は管理組合ごとに異なる場合もありますので事前に確認が必要です。一般的な例では玄関ドアや外壁に面したサッシなども共用部分ですし、バルコニーやベランダも共用部分となります。共用部分は入居者が手を掛けることはできないため、改修には修繕積立金が使われるのです。マンションの購入では購入費用だけではなく、毎月修繕積立金がかかりますので、生活設計を十分に検討する必要があります。