マンション経営において良い入居者の年収(北海道/再開発プランナー/34歳/女性)

私は北海道に住む34歳の再開発プランナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション経営で、着工に入り、家賃を決めたら、その次は入居者の募集に入ります。満室にしなければいけないのは当然ですが、良い入居者に入ってもらわないといけません。良い入居者とは、まず家賃をきちんと払ってくれる人です。銀行がお客さんにお金を貸すのとよく似ていて、入居期間中は毎月、家賃を払ってもらわないと家主も不動産屋の困ってしまいます。毎月きちんと家賃を払うには、安定した収入が必要です。しかも、家賃に見合った収入のある人が条件となります。年収がおよそ360万円の人なら、家賃が7万円くらいなら現実的に払えます。都市部の不動産屋では、多種多様な入居希望者が来店するため、所得証明書まで提出してもらっているところも多いです。


しかし地元の不動産屋では、そこまではしていないことが多いです。地元に精通している地方の不動産屋は、勤務先と勤続年数でおおよその年収を把握できるからです。また賃貸借契約をする際、サラリーマン自身が個人で借りる場合と、勤務先の会社が借り上げる場合があります。一般的に家主は、会社が借り上げてくれるほうを好みますが、個人契約でも公務員などの堅いお客さんも多くいるので、会社契約にこだわることはありません。また最近、大手の企業でも福利厚生費を削るため、会社で借り上げないケースが増えています。またマンションは共同生活が多いので、生活面で他の入居者に迷惑をかけるような人は注意が必要です。やはり周りの人と上手くやっていける人が良い入居者といえます。