マンション等の固定資産税の留意点について(神奈川県/ウェブデザイナー/34歳/男性)

僕は神奈川県に住む34歳のウェブデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は、土地やマンションなどの家屋を所有している者に年4回にわたって課税されます。マンション等を所有している限り、ずっと支払い続ける必要があります。固定資産税は、毎年1月1日現在の所有者にかかってくるものです。つまり、1月1日時点に固定資産税台帳に登録されている所有者には、支払いの義務が発生します。ローンを完済した後であっても物件を所有している以上かかるコストになるので、マンションなどを購入する場合には、事前に留意が必要です。固定資産税の計算式は、課税標準額×標準税率(1.4%)となります。土地も建物も同じ計算式によって求められます。なお、課税標準額とは、不動産の価格のことを指しています。


ところで、新築マンションの場合、販売された時にの評価額が確定してないことが多く見受けられます。そこで、取引の際には、販売の担当者におよその税額については確認しておくことが必要です。なお、土地の評価額については、公示価格の70%が目安となっています。また、マンションなどの共用土地や共用施設に関しては、その持分に応じて税額の負担が必要になってきます。また、購入した建物が自分で居住する目的である場合においては、税制の優遇措置が受けられることに留意が必要です。この優遇を受けることにより、新築の物件の場合であれば、固定資産税額が5年間半額になります。ただし、いくつかの要件を満たす必要があります。例えば、平成24年の3月31日までに新築された居住用であることや、床面積が40㎡以上280㎡以下であることなどが要件になります。