私は沖縄県に住む20歳の教員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
現在、日本では、地方都市、都心、首都圏問わず、さまざまな場所で、中古、新築のマンションが、不動産取引により売買されています。不動産購入は、自己所有によるメリット、デメリットの双方が発生しますが、たとえば、一戸建てを購入すると、土地もセットで所有でき、外装なども自分でリフォーム可能であるというメリットが発生しますが、他方では、設備のメンテナンス費用や、外装リフォーム工事費用などは、100パーセント自己負担で行わないといけないというデメリットも発生します。他方で、マンションの場合は、自分で建物の外装などは変更できないというデメリットの反面、毎月のその建物に住む住人全員で負担する修繕積立金の負担だけで、共用部設備のメンテナンスや、外装リフォーム工事の費用が捻出できるというメリットがあります。
では、この修繕積立金について、マンション購入者の視点で考えた場合のメリット、デメリットを考えてみたいと思います。まず、デメリットとしては、何といっても全員で負担する趣旨、つまりは、外装や共用部の工事費を全員で折半する訳ですから、個々人の希望の設備にはなりにくい点や、毎月のローン返済に、プラスで支払う必要が出てきてしまう点ではないでしょうか。他方で、一戸建て住宅のように、たとえば、屋根の葺き替えや外壁塗層など、一回である程度高額になってしまう工事も、毎月の比較的少額な負担で、建物全体の老朽化、経年劣化の補修に対応することが可能、というメリットが存在します。住宅ローンも支払いながら、いずれ来る高額な工事費用を貯蓄し続けるのは、経済的にも苦しいので、毎月の少額負担が、メリットと言えます。