僕は福島県に住む44歳のニュースキャスターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
土地だけを持っていて、何も建てずにそのまま放っていると固定資産税の支払いがかなりの額になります。空き地や駐車場は雑種地といって、固定資産税が一番高いのです。そこにマンションや住宅を建設すると、土地の固定資産税が安くなるのです。土地の面積が200平方メートル以下のものは、居住用のマンションを建てると6分の1になります。土地の面積が200平方メートルを超えているときは、その土地のうち200平方メートルまでが6分の1になります。また、200平方メートルを超えた部分は3分の1になります。敷地については、敷地の面積を戸数で割って計算します。そして、それが200平方メートル以下であるかどうかで判定されます。
ただ、よくある1階が店舗で、2階が居住用のマンションである場合は、それぞれの床面積に応じて税額が変わってきます。店舗や事務所に供した土地は、税率が高いからです。固定資産税の徴収は市町村で行われるので、市役所等に行って担当者に聞いてみると、詳しく説明してくれます。加えて、現金を銀行に預金している場合、それがそのまま相続税の対象となりますが、自分が持っている土地に、その現金をマンションの建築費ひ充てた場合、相続税を大幅に節約することができます。土地については、貸家建付地として相続時に低く評価されます。また土地を買って、融資を受けてマンションを建てた場合も、借入金が大きいため、相続税対策となり得るケースもあります。