マンション内覧会へ行ったら(長野県/アメリカンフットボール選手/39歳/女性)

私は長野県に住む39歳のアメリカンフットボール選手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションがほぼ完成した段階で、物件引き渡し前の最終的な点検を行う内覧会が開催されます。内覧会が開催される時点では、共用部分の工事が完全に終了していないケースが少なくありませんが、少なくとも専有部分についての工事は完了していますので、自分が購入した住居の出来上がり具合をしっかりと確認してくる必要があります。もしも共用部分についても全て工事が完了していた場合であっても、共用部分に独占的な所有権を持っているわけではありませんので、専有部分のみを点検してくるのが基本です。ただし、正確に言うと共用部分に該当する部分であったとしても、専用使用権を持っている箇所については、手直しを要求することができます。


そのようなケースの代表格として、サッシをあげることができます。サッシは共用部分に該当していますので、入居後に勝手にサッシを交換したり、色を塗ったりするようなことはできません。しかし、実際には日常的に独占的に使用する部分となりますので、マンション内覧会の際に点検してくるべき箇所の一つに入ります。このサッシを開閉してみた時に異音が発生している場合は、どこかの部材が擦れ合っているということですから、修理してもらう必要があります。また、クレセントのかかり具合も必ず確認しておく必要があります。さらに、作業中に何かを引っ掛けて網戸が破損しているケースが想像以上に多いので、網戸が破れていないかどうかをチェックすることも大切です。