マンション内覧会の際には(愛知県/質屋/60歳/男性)

僕は愛知県に住む60歳の質屋です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


自分が購入契約を結んだマンションの室内に初めて入ることができる内覧会に出席するのは、とても嬉しいものです。まだ室内に何も家具が置かれていませんので、とても広々とした印象を受けますし、全てが新品ですから、部屋中がピカピカです。その状態を見ただけで舞い上がってしまい、ろくに室内のチェックもせずに帰ってきてしまう人もいますが、内覧会は完成したマンションの最終点検をする重要な機会ですので、冷静な気持ちで参加する必要があります。マンション購入者に対する完成物件のお披露目会的性格も持つ催しであるため、おしゃれをして行く人も少なくありませんが、それは考えものです。出来上がったマンションの床や壁はもちろんのこと、天井の点検口などもチェックする必要がありますので、動きやすい服装が一番です。


また、入居前の物件を不注意で汚してしまうようなことがあると大変です。小さなお子様連れで行く場合にはオヤツなどを持たせないようにする必要がありますし、大人も作業用手袋などを持参するのが望ましいです。加えて、ただ見て回るだけではなく、設置されている各種設備を、全て実際に動かして確認してみる必要があります。滅多にあることではありませんが、ごく稀に最初から設備が故障しているような場合がありますので、動作点検は必ず行うべきです。その際には、現場にいる販売会社スタッフから、各種設備の取り扱い方法の説明を受けるとよいです。後日、取扱説明書をまとめて受け取ることになっていますが、それを全部読むのは大変ですので、基本的な操作方法については、内覧会の時に教えてもらっておく方が便利です。