僕は栃木県に住む75歳の大工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入の際、引き渡し前の初のお披露目といえるのが内覧会です。同時に残代金を支払う前に物件をチェックする、最終関門ともいえます。ここでは一般的な内覧会の手順を見ていき、当日に混乱しないように心の準備をしていきましょう。まず販売会社から、内覧会の通知が届きます。週末に行われることが多いようですが、平日の場合もあるようです。いずれにしても、都合の悪い場合は早めに連絡し、変更してもらいましょう。当日はまず現場に着いたら受付に立ち寄り、大まかな流れや所要時間の説明があります。時間は制限される場合が多いですが、極端に長い場合などを除きあまり気にする必要はないでしょう。むしろ、慌ててしまいチェックがおろそかになる事は避けたいですね。
さて、次はいよいよ入室となります。施工業者や販売会社の担当者が同行する場合は、室内の設備などの説明を受けます。床や壁などの部屋の構成部分や、建具のたてつけ、風呂やキッチンなどの水回りを中心によく見ます。こうしたチェックが一通り終わったら、不備や異常の指摘事項をまとめ確認して、どのように修繕・補修するかも確認します。そして、内覧終了の確認となる署名、押印をして内覧会は終了です。さて、ここでの指摘事項は、修繕・補修されたうえで再内覧会が開かれます。ここでは、前回の指摘事項がきちんと是正されているかチェックします。また、もう一回部屋全体を見て回り、新たな問題がないかどうかチェックしましょう。ここで問題がなければ、いよいよ引き渡しとなります。