僕は山口県に住む50歳の塾講師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
購入契約を結ぶ前に見るモデルルームへ行く場合には、特に何も持っていく必要がありません。自分が購入を希望している物件とは異なるタイプの部屋がモデルルームになっているケースが多いですし、写真撮影なども禁止されているのが普通ですので、全体的な雰囲気を感じ取る程度の目的で利用すべき場所であるからです。しかし、マンション竣工後に実施される内覧会へ行く場合には、持参した方が良い物があります。それは、水平器と曲尺と巻尺です。いずれもホームセンターや金物屋などで1000円前後で購入することができる物ばかりですので、簡単に用意することができます。内覧会にはマンション販売会社のスタッフが同行しますので、これらを持参しているのを見て、嫌な顔をされてしまうこともありますが、大事なマイホームですので、納得いくまでチェックするべきです。
水平器は、文字通り水平であるかどうかを確認するための道具です。建物が水平であるかどうかは、なかなか体感で確認できるようなものではありません。しかし、もしも建物に傾きが生じていれば、生活しているうちに体調不良になってしまう可能性があります。ですので、建物が水平になっているかどうかはきちんと確認しておくべきです。また、曲尺は、床と壁が垂直に仕上がっているかどうかを確認するためのものです。さらに巻尺は部屋の高さや長さを確認するために使用するものですが、図面通りの寸法で施工されているかどうかをチェックすることができます。稀に、位置によって、壁の高さに違いが生じているような場合もありますので、1ヶ所だけでなく、複数ヶ所で寸法を計る必要があります。