僕は茨城県に住む25歳のエンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築分譲マンションの建物完成後に行われる内覧会へ行った場合には、必ず玄関ドアの点検をするようにした方がよいでしょう。玄関ドア自体は、その場で塗装処理等がなされるようなものでなく、ドアメーカーが作ったドアが仕入れられ、そのまま取り付け工事がなされるだけなのが普通です。ですので、玄関ドア自体が不良品であることはまずありません。もちろん、取り付け作業の不手際などによって、ドアの表面に傷や凹みが生じているような場合には、しっかり直してもらう必要があります。しかし、それ以外にはどこを点検すればよいのか、さっぱり見当がつかないという人がほとんどです。実は玄関ドアの点検で重要になってくるのは、ドア自体の傷等ではなく、その動作です。
一般的なマンションで使用されている玄関ドアは、結構な重量があります。屋外と屋内を遮る役割を担っているドアですので、これが軽いペラペラのものだったりすれば、かえって困ります。しかし、重たいがために、誤って手を挟んでしまったりすると、予想外の大怪我を負ってしまうおそれがあります。悪くすれば、指が切断されてしまうようなこともありますので、小さなお子さんがいる家庭では特に気を付ける必要があります。この玄関ドアが閉まる速度は調整してもらうことができますので、速度が早すぎると感じた場合には、修正を依頼するとよいでしょう。一番望ましいのは、速度を二段階に調整してもらう方法です。ドアを閉めるのに長い時間がかかりすぎるというのも考えものですので、二段階調整してもらうのがベストです。