マンション内の共用部分を正しく理解する(宮城県/配管工/66歳/女性)

私は宮城県に住む66歳の配管工です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの敷地内には、共用部分と専用部分があります。この共用部分というのは、マンション住人や来客などが共用していくスペースとなります。そして専用部分は、自分たちが住むスペースのことを言います。ではこれらにあたる物にはどういうものがあるのかを、紹介していきましょう。まず全ての住人が利用するものとして、エントランスホールがあります。ここにはオートロック性のドアや郵便受けに、エレベーターといった設備があります。これらは住人が通勤や通学の際に毎日出入りをするスペースとなるので、そこにある設備も頻繁に使用されます。外にある自転車置き場も、これらのスペースとなってきます。エレベーター内はもちろんのこと、非常階段も住人が利用するところなのでそれらにあたります。


次に、各階にある外の廊下も共用部分になります。玄関であるドアの前にたくさん物を置いて専用化することは、原則として認められていません。これらのことから、共用部分と専用部分というのを正しく理解しておく必要があります。これらを理解していないと、他の住民に迷惑がかかることになるからです。基本的に専用部分というのは、玄関から中の部屋までとなっています。それ以外は住人たちが使用していく部分となるので、余計なものは置かずにきれいにしておくことが大事です。その他にもマンションに設置してある設備なども、住人たちが使用する物なので大切に扱っていくことが求められます。多くの住人がいるマンション内では住人それぞれが気持ちよくいるためにも、これらを意識した生活を送っていきましょう。