マンション値引きは2月中旬が狙い目(長崎県/マジシャン/68歳/女性)

私は長崎県に住む68歳のマジシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションであったとしても、ありえないような値引きをしてくれるような場合があります。実際にそのようなことが起こるためには、いくつかの条件が揃っている必要があります。まず、会社の決算月を翌月に控えていて、なおかつその年の決算見込みが計画よりもかなり良くなっていることが必要です。そして、赤字の竣工在庫物件を有していることももちろん必要になります。一般的に、決算見込みが良いのであれば、わざわざ値引きしてまで在庫物件を販売する必要はないのではないかと考える人が少なくありません。しかし、会社としては、特定の年度だけ突出して黒字になっている状態はできれば避けたいのが本音なので、わざと赤字物件を売って数字を調整しようとします。


また、黒字が多く出ている年に赤字物件をさばいてしまうようにすることで、翌年度の赤字リスクを軽減するという目的もあります。そのような目的がありますので、利益をあげる形で売る必要は全くありません。というよりも、赤字で売ることにこそ意義があると言うこともできるくらいです。ですので、通常の新築マンション販売では考えられないような思い切った値引き販売がなされるケースが存在します。多くの会社の決算時期は3月となっていますので、この大幅な値引き販売がなされるのは2月中旬位のケースが多いです。なぜ2月の中旬になされるのかと言うと、その時期に販売することができれば、3月中に全ての手続きを完了させることができ、3月の決算に間に合わせることができるためです。