私は千葉県に住む57歳のパイロットです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションにはメンテナンスの義務があるので定期的な修繕が行われます。当然その費用を積み立てておく必要がありますが、その積立を修繕積立金と呼びます。メンテナンスをする時は莫大な予算が必要なので、そのお金を集めるのが大変です。ですからその徴収方法にはいくつかあって、一つには単純に必要な費用を分割して払うものがあります。この方法は必要な費用をあらかじめ計算しておいて、その額を人数と月日で割ったものです。単純な方法ですが修繕費が足らなくなることが少なく、修繕積立金の不足が起きづらい方法です。もう一つの方法としては修繕が必要になった時に集めるものがあります。この方法は日頃もある程度は徴収をしますが、工事が必要な時期に近づいたら額を増やすようにしています。

マンションを買う時はその価格やローンなどに目が行きがちです。しかしマンションには莫大な修繕費用がかかるので、その費用についても考えておいた方がいいです。新品の建物ならばしばらく修繕をする必要がないので、あまり重要ではないでしょうけど中古の物件の場合は大きな問題になります。日本のマンションの多くは修繕積立金が不足しているといわれています。そのため中古の物件を買う時は、その負担もすることになりやすいので注意がいります。買う時に不動産屋に聞けば積立がどうなっているか教えてくれるので、修繕積立金の不足が多い物件は避けておいたほうがいいです。マンションの中には修繕積立金がない物件がありますが、そのようなタイプは修繕時に莫大な負担が来るので備えておいたほうがいいです。