私は鳥取県に住む57歳の警務官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
2013年のマンション市場は、中古も新築も販売件数が伸び、しかも価格も堅調に推移したことが大手の不動産研究所からのレポートで発表されています。昨年の全国の新築マンション販売数は前年比で12.2%と増加し、価格も9.2%上昇しています。販売地域的には人口が集中する首都圏が23.8%増と大幅に増加しているのが顕著な数字となっています。こうした状況が消費増税後も継続していくのかどうかが注目されるところですが、優遇税制も登場しているので、市場の心配するような落ち込みはないのではないかという話も出始めてきているのが現状で、こと首都圏についてはかなり堅調は推移が予想されている状況ということができそうです。
中古マンションについても首都圏はかなり堅調で、2014年の1月時点での成約件数推移は、17ヶ月連続で前年同月比プラスになっており、平米単価でも4.5%程度の上昇がはかられています。特に都心部である千代田、中央、港、新宿、渋谷などのエリアでは8.9%という大幅上昇も実現しており、事実上底は打ったとみていい好況が続いているのです。今後人口減少、高齢化の進展で不動産需要にも大きな変化が見込まれますが、東京オリンピックも決定していることから首都圏の需要はまだまだ堅調に推移することが見込まれており、商事増税後の市場における新築・中古物件の動きがひとつの判断要素として、さらに注目されることになりそうです。