私は新潟県に住む72歳の装丁家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
購入物件におけるマンション価格の相場は、立地条件によって異なります。では、具体的にどのような条件によって異なるのかを説明します。まずは、地域です。首都圏や京阪神などの大都市圏に立地するマンションであれば、地価価格は高く、平均相場は2000万円を超える地域もあります。それは、新築や中古の限らず、すべての住宅において地価価格は購入物件の価格と比例している為、大都市圏では、中古だから、マンションの相場は低いということはありません。地価だけが、マンションの相場を決めているわけではありません。立地環境なども関係しています。交通路線からの距離や、商業施設の有無なども関係しており、利便性の高い地域に立地している物件ほど相場は高くなります。
大都市圏以外の地域はどうなのかと言いますと、そもそも購入物件が少ない地域もあります。政令指定都市においては、購入物件は多く立地していますが、それ以外の地域では賃貸物件が圧倒的に多くなっています。理由は、分譲マンション自体、地価価格の高い大都市に立地する傾向が強い為に、地域によって地価が低く、建設されないことが多いからです。又、政令指定都市における相場は、地域によって異なります。なぜ地域によって異なるのかと言いますと、これは人口密度が関係します。人口密集地域が多ければ多いほど、それ自体、地価を押し上げることになる場合もありますから、人口密度の高い都市ほど、購入物件の相場も高くなるということとです。