僕は和歌山県に住む21歳の格闘家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
よく、購入できるマンションの適正価格は、年収の4~5倍などいう話を耳にします。しかし、実際にマンションを購入する局面で問題になってくるのは、年収額そのものよりも返済能力です。たとえば、用意できる頭金が全くゼロの人と、かなりまとまった金額を出せる人の場合とでは、大きく条件が変わってきます。また、たとえ高額の収入を得ることができていたとしても、既にマイカーローンや教育ローンなどを利用していて、結構な金額を毎月ローン返済に回しているような人の場合には、融資可能額がかなり低くなってしまいます。逆に言えば、たとえ収入額があまり高くない人でも、借金が1円もなく、子供の教育費などもかからないという人の場合であれば、ある程度高額のお金を毎月ローン返済に回せる可能性があるわけです。
特に大きな影響があるのが、利用する住宅ローンの適用金利です。住宅ローンの金利タイプは、大雑把に言うと固定金利と変動金利の2種類に分けることができますが、この2種類の金利を組み合わせたタイプのローン商品なども存在しています。どのタイプのローンを利用するかによって、金利設定が大きく変わってきますので、当然のことながら、借入可能額も変わってきます。一般的に、住宅ローンの年間返済額は年収額の20~25%以内に留めておくのが望ましいと言われていますが、年間返済額が同一でも、どのような金利タイプの住宅ローンを利用するのかによって、借入可能額が全く変わってくることになるわけです。ですので、マンション購入を考えている場合には、年収額云々よりも、ローン商品の金利がどうなっているのかに注目する必要があります。