僕は福井県に住む58歳の心理療法士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは頑丈な鉄筋コンクリートで建てられていることから、築年数が長い中古物件でもマイホームとしての需要が高く、空き物件が出てもすぐに売約済みになることがあります。建物には耐用年数が定められていますが、基本的には使用されている建材で年数が変わってきます。マイホーム用として需要が高い鉄筋コンクリート造りのマンションの耐用年数は約40年程度とされています。不動産業界では建物の資産価値から耐用年数を独自に定めているケースもあるので、耐久性とは必ずしも合致するとは限らない点を注意する必要があります。マンションは一つの建物に複数の世帯が入居することが前提の建物なので、一般的な鉄筋作りの建物よりも安全性を重視した造りになっています。
マンションの安全性は建材の強度や耐震性で変わってきます。建材は年月が経つと自然に劣化してしまうので、定期的な点検を行い、破損した部分は修復する必要があります。コンクリートの破損は放置すると建物の強度が大きく下がってしまう原因になるので、適切な方法で修復することが大切です。また、築年数が長い物件は現在の法律で定められた耐震基準を満たしていない可能性があります。そのため、補強工事を行い建物の耐震性を向上させることが住人の安全を確保するために必要な心得です。マイホームは家族が安心して生活できる場なので、マンションを購入する際は耐用年数だけではなく、建物の強度や補強工事について詳細を確認するように心がけます。