私は宮崎県に住む59歳の司書教諭です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する際には実際の部屋を見ることはほとんど無く、多くはモデルルームとかマンションギャラリーといった実際の部屋に似せて作られた施設に見学に行くことになります。見学の際に押さえておくべきポイントはたくさんあるので、見学前に整理するようにしましょう。玄関に限らず、ドアの高さや幅はしっかりと測るようにしましょう。計測しておいて内に帰宅してから大きな家具、例えばベッドやピアノなどを引越しの際に入れることが出来るかどうかを確認してください。そして、忘れがちなことですが、廊下の幅もきちんと測るようにして下さい。廊下の幅は85センチ以上が望ましいです。85センチ以上あれば将来手すりを壁につけても車椅子で通ることが可能になります。
リビングは家族で過ごす場所であるだけに広さを調べて負うのはとても重要なポイントになります。モデルルームには予めダイニングテーブルがおいてある場合が多いですが、このテーブル、実際に私たちが使うであろう物とはサイズが違う(たいていは小さい)場合が多いので、実際に住むとこんなにスペースに余裕が無かったかなというようなことになってしまうことが多いです。それを防止するには今現在使用している、または購入予定のダイニングテーブルと同じ大きさの紙を持参し、腰の高さまで上げて広げてみるのです。こうすることで実際に生活したときのイメージが格段に浮かびやすくなります。ただしモデルルームはマンションの部屋の1タイプを似せて作ったものに過ぎませんので、あくまでも目安として考えるようにしましょう。