マンションを選ぶ時の地震の考慮(東京都/運転代行/69歳/女性)

私は東京都に住む69歳の運転代行です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入を検討されている方は、価格や間取りや購入後のインテリア等を考慮されている事でしょう。これからの充実した新しい生活が新居で、始められるのです。ここで、地震についても考えてみます。折角、ご購入されるマンションなのですから、万が一に、起きても安全な建物でなくてはなりません。また、大切な財産なのですから、破損や倒壊等あっては困ります。しかし、日本は地震の多い国です、1995年の阪神淡路や2007年の新潟県中越沖や2008年の岩手宮城内陸や2011年の東日本大等で、大きな地震が発生しています。但し、良く選択してマンションを選べば、地震が発生したとしても、大丈夫なマンションを選べるのです。


現在の耐振基準は、1981年に制定された新耐震基準が元となっています。震度7でも、倒壊や崩壊して人命が損なわれない事を想定しています。実際に阪神淡路での被害状況から、この耐震基準の元で建てられた建物は、想定を満たしていました。しかし、人命が損なわれる様には、倒壊や崩壊しないのであって、倒壊や崩壊しないのではないのです。現在では、震度5強では損傷をしない想定となっています。また、2000年からは、住宅性能表示制度ができました。これにより、新耐震基準からさらに何倍の最新性があるかが、分かります。1.25倍で小学校や避難所並みの強度が有り、1.5倍で病院や消防署並みの強度があります。最近では、耐振では無く振動そのものを抑える免振も、採用される様になりました。マンションの選択時には、これらの地震の基準や設備を考慮して選択ができます。