マンションを購入する方の年収(鳥取県/歌舞伎役者/41歳/男性)

僕は鳥取県に住む41歳の歌舞伎役者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション購入する際にやはり重要なのは、年収に見合った物件を購入することです。年収400万円の方でしたら、月給約33万円となります。例えば2500万円の住宅を購入して固定金利で35年のローンを組むとなると現在の金利が2.9%ですので、毎月約94000円を支払うことになります。返済割合を示す年収負担率は給料のだいたい20~30%と適正とされていますが、年収400万円で毎月94000円を支払うことは、給料の30%近くをローンに支払っていることになります。返済負担率の適正は30%までと言われていますが、給料の30%を住宅ローンにまわしていますと貯蓄も出来ず毎月かなり厳しい生活をおくることになってしまいます。最初にある程度の頭金を支払わない限り、返済は難しくなってきます。


マンションでは住宅ローンの他にも修繕積立費や管理費などを毎月支払わなければなりませんので、家計を圧迫することになります。そのようなことにならないためにも毎月貯蓄出来るぐらい余裕を持たせなければなりません。年収の総額50万違うだけで返済額目安によれば1万円多く支払うことができます。毎月の生命保険料の見直しなどをして少しでも貯蓄できるようにして繰り上げ返済のための貯蓄にまわすなどすると良いです。若い方でしたら今後給料もアップする可能性もありますが、出産や教育資金が一番かかる年代でもありますので、将来困らないためにも、将来のシミュレーションをする必要があります。給料の20%~25%を毎月のローンの支払いに当てることを目安に計画をたてると良いです。