マンションを購入するさいの年収について(長崎県/クレーン運転士/27歳/男性)

僕は長崎県に住む27歳のクレーン運転士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションや戸建てなどは、多くの人にとっては一生に一度の大きな買い物です。殆どの人が銀行などのローンを組み、将来の収入をアテにして買うことになります。そのため、購入できる物件は、返済可能な範囲の金額ということです。返済可能な範囲の考え方はさまざまですが、ひとつには年収の25%ぐらいとされ理想は20%以内とされています。これにより年収による購入可能な金額を算出することができます。例えば年収400万円の場合、このうち20%とすると年間に80万円のお金を出せることになります。一方でローンの最長年数は35年ですので、35年とした場合には2800万円ということになります。ただし、これは出せるお金であって、購入できるお金ではありません。


マンションや住宅のローンでは金利や各種手数料が必要になります。そのため、返済可能な金額がそのまま購入できる価格ではありません。また金利も銀行や商品によって大きく変わるため、注意が必要です。気に入ったマンションを見つけられても、審査が通らなければ意味がありませんので、実際に購入するさいにはマンションの本体価格が、年収の15%×35年以内と見るのが妥当です。また返済期間も無理なく35年間返すのもありますが、多少、無理をしてでも短期間で返済するという考え方もあります。それは、長く借りれば借りるほど金利を多く支払うことになるからです。なお、マンションを購入した場合、ローンのほかにも管理費や修繕積立金などを支払う必要があるため、この負担分も重要なポイントになります。