マンションは自分の年収を考慮した購入を(千葉県/俳優/46歳/女性)

私は千葉県に住む46歳の俳優です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入を決めるときは資金計画よりもまず立地や周囲の環境を確認してしまうのではないでしょうか。さらにはモデルルームをいくつも見学しながらキッチン回りやリビングの広さなど家族で長く暮らしたくなるような好みの住空間や快適な設備を優先して検討しがちだと思います。せっかくの大きな買い物ですから自分の理想に近いマンションを無理してでも購入しようと思う気持ちも十分に理解できます。一方ではマンションの購入資金についても考えるべきです。あなたの年収、家計の状況、将来の子供の教育費、夫婦の老後の生活などを踏まえて住宅ローンを組む必要があります。あなたにとって将来に渡って無理なく返済できるマンション価格はいくらなのでしょうか。


住宅ローンを組む場合、無理なく返済していける一年間の金額の割合は年収の25%ぐらいまでと言われています。そのため一般に毎月の返済額が25%を超えない範囲でローンを組むべき言われています。住宅ローンを取り扱う金融機関も融資額に400万円未満と400万円以上と収入基準を設けています。400万円未満ですと30%、400万円以上ですと35%の返済負担率を融資額の上限に設定しています。金融機関は毎月返済額がこれを上限として融資が可能です。ただし上限ギリギリの融資はお勧めできません。将来子供が生まれたり、マンションの修繕費や管理費を支払う必要があるため日々の生活が非常に苦しいものとなります。余裕をもった資金プランを検討すべきです。